藤沢と遊行寺

湘南藤沢の時宗総本山・遊行寺

藤沢と遊行寺

 
遊行寺の歴史は藤沢の発展と大きくかかわり、藤沢発祥の地と言われています。歌川広重「東海道五十三次」にも描かれた藤沢宿は遊行寺の門前町として栄えていたことは有名です。当時から遊行寺周辺を拠点に江の島詣などで賑わっていたことが分かります。
近年では国道1号線と湘南の海をつなぐ箱根駅伝のコースにあり、選手を苦しめる難所である「遊行寺坂」で一度は耳にされた方が多いと思います。
湘南の海、江の島方面に訪れる観光客は年間2000万人にもせまり、その魅力から最近でも湘南で生活をしたいという方が多く、人口が増加しています。

遊行寺の歴史と由緒

 
遊行寺(正式名称:藤沢山無量光院清浄光寺)は、鎌倉時代に創建され、約700年の歴史を持つ時宗総本山の寺院です。時宗の宗祖・一遍上人の教えを受け継ぎ、四代目の呑海上人により開かれました。一遍上人は各地を巡り、「踊り念仏」により念仏の教えを広めたことで知られ、その精神は遊行寺にも色濃く受け継がれています。

時宗総本山としての権威と格式

 
時宗の総本山としての権威と格式を備え、代々の住職(遊行上人)が法灯を継承し、宗派の中心としての役割を担ってきました。全国各地に多くの末寺を有し、その本山としての威厳と伝統を今に伝えています。江戸時代には幕府から時宗274ヶ寺の総本山として公認され、その名は全国に広まりました。現在に至るまで、宗派の拠点として揺るぎない存在感を保っています。

門前町としての遊行寺と藤沢

 
藤沢は、古くから遊行寺の門前町として発展し、江戸時代には東海道藤沢宿として多くの旅人や参詣客で賑わいました。門前には茶屋や旅籠が立ち並び、地域の文化や経済を支えてきました。遊行寺は地域文化の基盤となり、藤沢という町の誕生と発展に大きく寄与したと伝えられています。このように、遊行寺と藤沢の街は歴史的に強く結びついています。

藤沢という街の魅力

 
藤沢市は湘南エリアの一角として、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、江の島などの観光名所を有する風光明媚な街です。海辺の自然と都市の利便性が調和した暮らしやすい環境に加え、年間600万人以上の観光客が訪れる賑わいも見せています。市内には歴史と自然が調和した名所が点在し、今もなお訪れる人々を魅了し続けています。

現代における遊行寺の役割と信頼性

 
現代の遊行寺は、永代供養などを通じて信徒や地域社会に寄り添い続けています。広大な境内は市民の憩いの場ともなっており、緑豊かな環境の中、人々に安らぎを与えています。また、年中行事や地域の催しを通じて伝統を次世代に伝え、地域との絆を深めています。こうした取り組みにより、地元から厚い信頼を寄せられる存在となっています。

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遊行寺墓苑案内所 有限会社石善
〒251-0001 藤沢市西富1-8-1(遊行寺境内)
 
 
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